国の名勝に泊まる!! 2025年リニューアルオープンした料亭旅館「柳川藩主立花邸御花」の魅力をご紹介!!
日本で唯一、国の名勝に宿泊できる旅館
今回は福岡県柳川市の2025年1月にリニューアルオープンした料亭旅館「柳川藩主立花邸御花」にキューカン社員が宿泊をしてきました。敷地約7,000坪が国指定の文化財で、国の名勝に宿泊できるのは日本でもここだけ。川下りをして、せいろ蒸しを食べての日帰りだけではもったいない!!宿泊して体験できる柳川の魅力をご紹介します。
柳川藩主立花邸御花とは
柳川の歴史と深く結び付いている立花家。柳川城の城主~華族の伯爵と地位を変えながらも、江戸時代から現在に至るまでまで柳川の歴史文化とともに歩んできました。現在の御花がある場所は、江戸時代に5代藩主の立花貞俶が側室や子息の為に住まいを設けた場所で、庭が季節の花でいっぱいになることから「御花畠(おはなばたけ)」という愛称で親しまれるようになりました。それが現在の「御花」の由来です。かつての藩主の御殿は、時を経て立花家の末裔が営む料亭旅館「柳川藩主立花邸 御花」として今に受け継がれています。
特別な滞在を楽しみたいお客様へ
部屋の総数は20部屋。お部屋数は多くありませんが個人のお客様のほか小グループのお客様も対応が可能。ただ泊まるだけではなく、非日常的な空間を楽しみたい方・歴史文化が好きな方・歴史好きの方・建築巡りが好きな方などにぴったりです。
また、限られた日程にはなりますがツアー設定も可能。などテーマ旅行などにもおすすめです。
お部屋の紹介はこちら
知識豊富なスタッフが案内する宿泊者限定の文化財ツアー
現在、文化財に指定されている松濤園(しょうとうえん)・西洋館・科政局(お役間)・大広間をスタッフの方が案内してくれる特別なツアー。なぜ御花が料亭旅館になったのか、立花家が柳川の地で築き上げたもの、建物に残る立花家のストーリーなど、歴史と文化を交えわかりやすく説明してくれます。宿泊者の8割が参加する人気のツアーです。
食事や集景亭(個室)のこだわり
お食事はや柳川の食文化、郷土料理など地元食材を使用したこだわりの献立。立花家は農業にも大きく貢献した歴史もあり、料理を通じてどのような物語が隠れているのか楽しみながらお食事を頂けます。料亭旅館としても70年以上の歴史をもつ御花の料理を是非ご賞味ください。
昼食時でも利用可能な集景亭の個室。このお部屋はかつて、立花家の伯爵と家族が利用していた御居間を個室の食事処に。そのため室料は部屋の広さではなく格式で室料が違うのがポイント。お庭を楽しみながらお食事ができるので接待などにもおすすめです。
夜は庭園がラウンジとなる贅沢な時間
国の名勝に指定されている庭園「松濤園(しょうとうえん)」は夜になるとライトアップされ、昼間には味わえない特別感を堪能できます。フリーラウンジに用意されたドリンクを持込することも可能。ドリンクはフリードリンクで地酒やビネガーサイダーなどこだわりのラインナップ。100畳ある大広間で庭園を眺める非日常体験ができるのは御花だけです。
団体様におすすめ!国の名勝「松濤園」を眺めながらのご宴会プラン
団体のお客様には国の名勝「松濤園(しょうとうえん))」を眺められるバンケットルームでのご宴席はいかがでしょうか?
四季折々の景色とともに会席料理・ビュッフェなどご希望に合わせたお料理を提供。人数は30名様~240名様まで対応可能ですので、特別な日のお祝いからビジネスまで幅広くご利用頂けます。
さいごに
今回は柳川と柳川藩主立花邸の深いつながり、立花家の歴史とこれまでのエピソードには驚くことがたくさんありました。普段は歴史文化に興味がない方でも、きっと立花家の歩みには興味深く感じる部分も多いのではないかと。且つ館内にいるだけで柳川の観光もできてしまう、そんな旅館です。国の名勝で敷地全体が文化財だなんて格式が高いイメージもありますが、宿泊に年齢制限はありません。小さいお子様から宿泊いただけるのでご家族の方にもオススメです。柳川観光の川下りやうなぎのせいろ蒸しだけではなく、もっと掘り下げた深い柳川の魅力を体験してみませんか?