2023/02/17
熊本
観光スポット コラム
2016年4月14日の熊本地震が発生、熊本城も天守閣や城門、石垣等深刻な被害を受けました。
2018年2月に訪れたときには、天守閣に足場が組まれ、二の丸広場から眺めることしかできませんでした。
2021年3月天守閣が完全復旧!観光客が中に入ることができるようになりました!
天守閣が復旧したあと、観光ではどのような熊本城が見られるのか??実際に行ったレポートをご覧ください。
まずは九観連オリジナル動画から、、
いざ熊本城へ!!!
熊本城へのルート
写真のとおり、現在熊本城には北口・南口2か所の入り口があります。
団体のお客様はバスを城彩苑の駐車場に停め、城彩苑を通って入り口を目指します。
今回は南口から入園しました。
南口の発券所で入園券を購入し天守閣へ向かいます。階段を上って空中回廊を歩いていきます。 階段や空中回廊の床には熊本県産のヒノキが使用されているそうです。
空中回廊の途中にそこから見える建物や、復旧状況の説明書きを見ることができます。
また、空中回廊の下では震災の復旧作業がリアルタイムで行われています。
熊本城の特長の一つである二様の石垣。右側は父である加藤清正が、左側は忠広が作らせた石垣でそれぞれ積み方にも特徴があります。下の方のなだらかさに対し、上の方が90°近く垂直になっていることから、攻めてきた敵が石垣を上ってこれない、『武者返し』の名がついています。
本丸御殿大広間(闇り通路)防衛機能を兼ねる地下通路で、本丸御殿の真下になります。
地下通路は日本の御殿建築の中でも大変珍しいそうなので、ぜひご覧ください!
そんな地下通路を抜けると、、
\天守閣のお目見えです!!/
南口から天守閣まではゆっくり看板などを見ながら歩いたので15分~20分程かかりました。
通常でも10分程度の時間がかかります。
この日の熊本城の営業時間は9:00~17:00(天守閣の最終入場16:30)
私たちが天守閣前の広場にたどり着いたのは16:20頃だったので大急ぎで中に入りました!!
天守閣は6階まであり、各階に貴重な展示資料があります。1階から順番に資料を見ながら階段であがっていきました。
1~3階は資料やシアター映像がたくさんあり、しっかり見ようと思うと時間がかかります。
上に上がるにつれてフロアの面積が狭くなっていき、6階の展望フロアからは熊本の市街が一望できます。
時間がなかった私たちは、かけ足で15分程で6階の展望フロアまで行きつきました、、
一応すべてのフロアを一周はできましたが、展示を少しでも読む、ゆっくり歩いて周ると考えると
30分以上の観光時間を取れると安心です。
6階の展望フロアから天守閣前の広場を見下ろしています。
熊本市街地の景色はぜひ直接行ってお確かめください!!!
帰りも天守閣内の階段を下り、外へ、、
天守閣を出て裏手にある宇土櫓の写真です。
宇土櫓には写真向かって左側に続櫓がありましたが、熊本地震の影響ですべてが倒壊し今は宇土櫓のみが見られる状態でした。2023年秋頃には宇土櫓も解体保存工事が始まる為、この姿ともしばらくお別れです。
工事完了は2033年を予定。
天守閣を裏側からパシャリ
2018年に熊本城へ行った時には、天守閣へ近づくことはできず、二の丸広場から天守閣を眺めることしかできませんでした。
一つ目の写真はまさに二の丸広場から撮った写真で、天守閣の周りには足場が組まれ、宇土櫓の続櫓も倒壊したまま白い囲いがされています。
倒壊した建物の多くもそのままの状態となっていました。
今回は南口~北口へのルートを見学しました。
見学時間全体の所要時間は90分~120分程度。加藤神社の見学を入れるとプラス30分~40分程度必要です。
きっと次に行った時には、今回見られなかった建造物が復旧完了していたり、今何とか建っているものが復旧解体工事になっていたりと
状況は常に変わっていることでしょう!完全復旧は2052年度の見通しだそうです。
まさに今しか見られない熊本城にぜひ一度足をお運びください!!
熊本城
住所 | 〒860-0002 |
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熊本県熊本市中央区本丸1−1 | |
HP | https://castle.kumamoto-guide.jp/ |
営業時間 | 上記のHPより最新情報をご確認ください。 |