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かるかんしろくまも大人気!攻めの姿勢の秘密に迫る!|かごしま旅の駅 魔猿城

どっとねっと紀行|2019年7月19日

魔猿城の商品と写る上野 康弘さん

魔猿城自慢の商品を前にする上野 康弘さん

今回ご紹介するのは、魔猿城の統括、上野 康弘さん。鹿児島の銘菓、名物をレパートリーとして取り揃える魔猿城では、現在これまでの定番品を絶賛リニューアル中。その攻めの姿勢の秘密を探るべく、上野さんにじっくり話を聞いてみました。

魔猿城の由来

ーー今回はマエンジョウさんの……。

上野 あ、マサルジョウと読みます。

ーーあ、失礼しました! ちゃんと資料読んでいたのに……。ごめんなさい。

上野 いえいえ、読み間違えられてしまうことはよくあります。

ーー独特ですもんねぇ。ちなみに名前の由来は?

上野 うちは鹿児島の銘菓、かるかんを扱っているのですが、かるかんはご存知ですか?

ーーはい、存じ上げております。

上野 かるかんとですね、さつま揚げ、それと鶏の炭火焼などを扱っているのですが、この魔猿城を運営している会社が、有限会社二幸食鳥と言います。その二幸食鳥というのは、全国から親鶏を仕入れて、それを鹿児島の名物である鶏刺しなどに加工したりするのがメインの業務なんです。

ーー鶏のお刺身、美味しいですよね。

上野 余談ですが、うちのオーナーは82歳で現役バリバリなんですね。

ーーそれは素晴らしい。

上野 濱田勝(はまだまさる)というのですが、NPOを通じて、子どもたちにさつまいもの栽培を体験させたりしていたんです。

ーーいいですねぇ。

上野 そして、子どもたちが二十歳になったら、そのさつまいもで作った焼酎を飲めるようにしたいということになり、どこか焼酎を作ってくれる会社はないだろうかと探していたところ、鹿児島の垂水市に猿ヶ城という渓谷があるんですね。

ーーほうほう。

上野 そこに八千代伝酒造さんという会社があり、うちのオリジナルの焼酎造りを引き受けてくれることになったんです。そこで、焼酎の銘柄の名前はどうしますかということになり、猿ヶ城の水や、オーナーのまさるにちなんで、魔猿という焼酎の銘柄になったんです。

ーーなるほど。

上野 焼酎の魔王が流行っていたので、ちょうどよかったと言いますか。

ーーはいはい。

上野 その一年後に魔猿城の施設を買い取ったので、お城の名前も焼酎の銘柄をそのまま使ったんです。

ーーそういうことだったんですね。独特のネーミングの理由がわかりました。この魔猿城は、焼酎もあり、そのおつまみにもなるさつま揚げや鶏の刺身もありますね。また甘味もたくさんあるので、お酒を飲む人も飲まない人も、そして子どもでもなにかしら欲しいものが必ずありますよね。

上野 我々が言うのも僭越ですが、けっこう使えるお店だというコメントも多くいただいております。

「怪訝そうな顔の女性の表情がパッと美味しそうな顔に変わるんです」

かるかんしろくまの写真

ーーそれにしても、この「かるかんしろくま」、美味しそうですねぇ! パッケージも目を引きますし。

上野 ある意味ジャケ売りというか(笑)。

ーー見た目のインパクトは大事ですよね。

上野 鹿児島のなかでも、かるかんの売上そのものは右肩下がりなんです。

ーーどうしても銘菓ってそうなりますよね。なかなか若い人が食べる機会がないというか。

上野 そうなんです。我々もなんとか若い人、特に女性に買っていただきたいと思い、3年前に社内で問題提起を起こしたんです。

ーーへぇ。

上野 老舗のかるかんは老舗に任せるとして、我々はちょっと尖ったというか、斬新なものを作っていこうという方針です。

ーーなるほど。確かにこれはポップですし、かるかんのイメージとは違いますもんね。

上野 ドライフルーツを使い、鹿児島名物しろくまをイメージしました。それをバスガイドさんらに試食してもらい、アンケートを取り、ご意見をいただきました。いまは大変好評をいただいております。

ーーそういった企業努力をされてたんですね。

上野 いまや、うちの店を引っ張ってくれる商品です。夏になると、鹿児島といえばしろくまのかき氷が有名ですが、これは持って帰れませんよね。

ーー無理ですよね。

上野 ですので、うちの「かるかんしろくま」をお土産にされる方も多いようです。

ーー大成功ですね!

上野 そして、今度はさつま揚げも変わった商品がほしいねとなり、大人のさつま揚げというアイディアが出ました。

ーー勢いづいてきましたね(笑)。

上野 そして生まれたのが、「大人のさつま揚げ(チーズ&バジル)」です。

ーーこれ、美味しそう!

上野 「ワインにあうようなさつま揚げを作ろう」というコンセプトのもとに作られました。すり身にバジルを練り込み、真ん中にクリームチーズを入れてございます。

ーー実際に作ってみて反応はいかがでしたか?

上野 見かけはつみれみたいというか、肉団子っぽいので、特に女性はちょっと怪訝な顔をされるんですよ。

ーーほうほう。

上野 それが、口に入れてしばらくすると、バジルの香りが鼻の中を抜けるんです。その時、怪訝そうな顔がパッと美味しそうな顔にかわるんです!

ーーおお!

上野 それが試食していただいて一番嬉しい瞬間です(笑)。

ーーそういう上野さんも嬉しそうな表情ですね(笑)。

上野 あはは、ありがとうございます(笑)。

「魔猿城からムーブメントを起こしたいと考えています」

薩摩紅茶かるかんの写真

上野 続いてご紹介したいのは、「薩摩紅茶かるかん」です。去年は明治維新150年ということもあり、上海で紅茶が高値で売買されている事実を知った五代友厚が、鹿児島で紅茶を栽培させたと言われています。

ーーそれを商品化されたということですね。

上野 イメージとしては、明治の混沌としたバンカラな感じをパッケージで表現してみました。

ーーユニオンジャックも印象的ですね。

上野 中にミルク餡を使っているのですが、ちょうどミルクティーの味わいを楽しんでいただけるのではないかと思います。

ーー紅茶好きはたまりませんよね。

上野 そういうお言葉をいただくことも多いです。

令和新パッケージの写真

ーーパッケージといえば、この「令和」の記念のかるかんも、これまでのかるかんのイメージとはずいぶん違いますね。

上野 せっかく新しい時代が到来したということもあり、大胆に変更してみました。

ーーちょっと洋菓子っぽいというか、かっこいいですね。

上野 手土産として大変喜ばれております。こちら、中身も個包装にしているんです。

ーーああ、それは嬉しいですね。

上野 そのための機械も導入しました。実はうちは、保存料を使っていないんですね。

ーーなるほど。

上野 ですので、せっかく美味しいかるかんを作っても、残ってしまうと、じめじめした時期だとカビが生えてしまうんですね。

ーーそれは残念ですね。

上野 ですので、個包装にしてから、最後まで美味しく食べることができるというお声もいただいております。手間もかかりますが、個包装にしてよかったです。

ーー味そのもの以外にもニーズに応じて変えていかなければならないということですね。

上野 そういう意味では、レトルトもそうです。冷蔵品を持ち歩くのはみなさん神経を使いますよね。

ーー旅先では特にそうですよね。

上野 私どもは、さつま揚げ、とりテリヤキや炭火焼き、チキンチャーシューなどの冷蔵品が多いんですね。魔猿城では、お客様がそれらをかごに入れて、レジの前まで行っても、「あのホテルに冷蔵庫あるかな」ということになり、ないとわかれば、その場で返品ということになるケースが多いんです。

ーーあー、でもわかりますね。

上野 そこで、これはなんとかしたいと思い、レトルト化を検討しました。もちろん、圧力殺菌して袋の中を無菌化するための機械も必要です。

ーー常温で持ち歩けるようにするためには当然ですよね。

上野 何度も試験場で検査を繰り返し、時間もかかったのですが、「これが魔猿城の生きていく道だ」と思って頑張りました。そして、いよいよ5月からさつま揚げのレトルトを販売するに至ったのです。

レトルトのさつま揚げなどのパッケージの写真

ーー反響はいかがでしたか?

上野 一日70から100個くらいは売れております。すでに売上増に寄与している商品となりました。

ーー今後はどのような展開をお考えですか?

上野 この7月からレトルトの商品をどんどん外で売らせていただこうと思っております。

ーー具体的には?

上野 鹿児島県内のホテル、施設、観光のお土産屋さんなどですね。

ーーどんどん攻めていきますね! 今日は色々ご紹介いただきましたが、最後にイチオシ商品をお願いします!

上野 かるかんで「フェミニンかるかん」という商品を販売いたします。

ーーこれまた攻めてますね(笑)。

フェミニンかるかんのパッケージの写真

上野 パッケージもぶっ飛んでいて、若い女性が手を出すのも気が引けるくらいのフリフリのフェミニンな商品を作ってみようとなりまして(笑)。

ーー最高ですね(笑)。

上野 しろくま、紅茶、いちご、紫いもあんこの4種類が入っているのですが、ちょうど一口サイズのかるかんにしています。

ーー食べ比べもしやすいですね。

上野 パッケージがお花の柄になっていて、柄だけではなく、香りもするんです。

ーー芸が細かい!

上野 くすっと笑っていただければ幸いです(笑)。これからはネットも充実させたいですし、色んな意味で、魔猿城からムーブメントを起こしたいと考えています。ぜひみなさん、ご期待のほどよろしくお願いします。

かごしま旅の駅 魔猿城
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【住所】鹿児島県鹿児島市七ツ島一丁目5番1号

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