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NHK大河ドラマ『いだてん』ゆかりの地

どっとねっと紀行|2019年2月12日

金栗四三の住家の写真

金栗四三住家

九観どっとねっとの記者が現地を直接取材して、見て、触って、味わった感動の体験をお届けします。

記念すべき第一回はNHK大河ドラマにちなんで『いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』特集
テレビのロケ地やゆかりの場所を取材してきました。

「いだてん」金栗四三のゆかりの地を訪ねる

金栗四三が生きた風土に触れる旅

金栗四三ゆかりの地の周辺マップ

金栗四三が生まれ育ち、暮らした熊本県和水町と玉名市には四三ゆかりの地が点在しています。四三は1983年、92年の生涯を閉じるまで、この地で多くの人と触れ合い、今も四三を知る人が多く暮らしています。当然、四三が生きた風土は色濃く残り、両市町を訪れれば、おのずと四三の人となり、「いだてん」の世界観を深く知ることにつながります。「日本マラソンの父」を生んだ“ランナーの聖地“への旅が、現代の日本人の心に訴えかけるものはきっと強く大きいはずです。

金栗四三の生家 金栗四三生家記念館

金栗四三生家記念館の外観写真

四三の生家は和水町中林にあります。築200年以上の木造建築家屋で、今も健在。玄関を入って土間横には家族が「学校部屋」と呼んだ四三の部屋があり、2畳程度の板張りのこの部屋に高等小学校を卒業するまでの思い出が詰まっています。

金栗四三生家記念館の内観写真

「いだてん」放映を機に、1月11日に「金栗四三生家記念館」としてオープン。12月23日までの約1年間にわたり、特別展示で四三の人となりを伝えます。
「いだてん」のロケ地ともなった生家の内部を一部限定公開するほか、幼少期の様子や金栗家についてパネルや映像で紹介。四三が暮らしたころの農家の様子や造り酒屋だった当時の風景も再現展示しています。開館時間は9―17時。入館料は一般300円、中小学生は200円。20人以上の団体は100円引き。

金栗四三生家記念館
【TEL】0968-34-3047(和水町教育委員会 社会教育課)
【住所】熊本県玉名郡和水町中林546番地
【開館期間】2019年1月11日(金)~12月23日(月)
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】年中無休

金栗四三ミュージアム

金栗四三ミュージアムの外観写真

四三の生涯に深く迫るなら「金栗四三ミュージアム」は欠かせません。三加和温泉ふるさと交流センターに隣接する形で1月11日にオープンしました。2020年1月13日まで、少年時代から選手としてオリンピックまでの道のり、活躍、指導者として築いた功績まで、多彩な展示で、その生涯を体感できます。

四三の円熟期から功績を紹介するマッピングシアターや着用したユニフォームなどのゆかりの品、「四三のマラソン足袋」の50倍の大きさのソファー、足形・歩幅体験など四三にまつわる様々な展示、体験が用意されています。映像による「かけあし登校」体験や小・中学生時代のエピソード紹介などもあり、「日本マラソンの父」の歩みを楽しみながら学べます。開館時間は9―17時。入館料は高校生以上600円、中小学生は300円。20人以上の団体割引あり。

金栗四三ミュージアム
【TEL】0968-34-4300
【住所】熊本県玉名郡和水町大田黒623-1
【開館期間】2019年1月11日(金)~2020年1月13日(月)
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】年中無休

玉名市立歴史博物館こころピア

こころピアに寄贈された金栗ユニホームの写真

「いだてん」放映にあわせ、1月5日から「金栗四三展」が開催中です。名誉市民である四三を顕彰しマラソン人生を振り返ります。
同館では遺族から寄贈された金栗足袋やユニホームなどゆかりの品約700点を収蔵されており、今回は期間中、入れ替え方式で貴重な資料を展示するほか、大河ドラマもパネルで紹介するとのこと。
2019年5月6日まで。無料。

玉名市立歴史博物館こころピア
【TEL】0968-74-3989
【住所】熊本県玉名市岩崎117
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】毎週月曜日(当日が祝日の場合はその翌日) / 祝日の翌日(その日が日曜日のときを除く) / 年末・年始(12月28日から1月4日まで)

金栗四三の墓

金栗四三の墓の写真

住家から徒歩2分、小田の風景が眺められる高台に、池部家の墓があり、ここに四三も眠っています。
墓の前には、四三が書いた「体力、氣力、努力」の文字と、四三とスヤが詠んだ短歌が刻まれた記念碑も。ここまでの道は地域住民によって常に美観が保たれており、今も四三が地域の誇りであることが伝わってきます。

金栗四三の墓
【住所】熊本県玉名市山部田

くまもっ豚(とん)すき焼き

くまもっ豚(とん)すき焼きの写真

金栗四三の好物を食べよう!—。大河ドラマ「いだてん」が放映される今年2019年、四三ゆかりの地である玉名市、和水町、南関町の食事処で提供される限定メニューが「くまもっ豚(とん)すき焼き」。四三の力の源だった豚すき焼きをベースに、熊本特産のトマトを組みあわせた新しいご当地メニュー。現地で味わい、「体力、氣力、努力」の充実を図ってみては。
「くまもっ豚すき焼き」は、「いだてん」放映を記念して地元玉名温泉の宿泊施設や玉名の料理人で構成される実行委員会など25施設が提供。豚肉、トマト、割り下を使うことを条件に、各店オリジナルのすき焼きが味わえます。
条件を満たせば、具材は何でもOK。豚肉、トマト、卵に加え、地元産の南関あげや春菊、ネギなど多彩な食材で栄養価満点、美味しさ満点のすき焼きを各店がつくりあげています。

くまもっ豚(とん)すき焼き
【住所】和水町、玉名市、南関町の飲食店など全25施設

豊前街道

“ランナーの聖地“金栗四三のふるさとをたずねる旅の宿泊地は、前回の「大八木淳史が行く!!〜山鹿編」でもご紹介した熊本県山鹿温泉。四三ゆかりの和水町の北東に山鹿市は隣接しており、近距離のなかに聖地巡礼と温泉宿泊の旅がコンパクトに完成します。
山鹿市では温泉宿泊に加えて、歴史風情あふれる旅が楽しめるのも魅力。江戸時代の参勤交代の道だった豊前街道があり、名湯・山鹿温泉の宿場町として栄えました。沿道には歴史ある建造物が立ち並び、古きよき時代を伝えています。この豊前街道をぶらりと散策する「ぶらぶぜん」が旅の楽しみを増幅させてくれること間違いなし。

グリコの看板

大阪道頓堀にあるグリコの看板の写真

大阪と金栗四三の間には特に関係はなさそう、と思われるかもしれませんが、実は深いつながりがあります。大阪を代表する名所のひとつ、道頓堀の「グリコ」の看板。いわゆるグリコマークのモデルが金栗四三といわれているのです。大阪人、大阪を知る誰もが四三の姿に慣れ親しんでいたのです。
ただ、江崎グリコいわく「特定のモデルはいない」そうで、大正時代の初登場から2代目に一新する際に、オリンピックなどで活躍したランナーのひとりに四三がおり、それらランナーがゴールする際のにこやかな表情をモデルにしたといわれています。
要は「モデルのひとり」ということですが、グリコマークを見るたびに四三の偉業に思いを馳せるのもいいかもしれません。

『金栗四三が生きた風土に触れる旅』、いかがでしたでしょうか?
「いだてん」での金栗四三の生き方に興味を持たれた方は、ぜひ熊本へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
金栗四三以外にも、多くの魅力に溢れた街があなたをお迎えいたします。